Gauss PDF

2022年5月1日

J.ゴードン・フェイラーが主宰するデジタル出版レーベル「Gauss PDF」が、300作目の出版物の発表を最後に活動を完了した。


真っ直ぐ表現と向き合う方法や型にとどまらない表現の在り方とか、俺はいろんなことをガウスPDFから学んだ。
ガウスPDFと出会えた人生を、時代を生きたことを光栄に思います。たくさんの発見と刺激を本当にありがとうございました。


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いまハードディスクを見返したところ、最初にダウンロードした作品は「GPDF141 : Tom Trudgeon : prntd ppr img」だった。
2016年3月1日にその出版物をダウンロードした数日後に、多分その時の最新作だった「GPDF203 : Gillian Lee : a goney island of the kidneys: dry poems and wet poems」をダウンロードし、2016年4月前半にお気に入りの作品を一気にダウンロードしてる。


知っているアーティストトム・トラジョンの出版物が出会いのきっかけだったけど、ガウスPDFを知った当時すでにもう並んでいた200作以上の出版物は、ほとんど知らない人の作品。

諦めてもおかしくないくらい圧倒的なタイトル数なのに、何故かこのカタログの全てを網羅したいと思えるただならぬ魅力を感じたし、誰かの評価を頼らず、自分の基準で全タイトルと向き合えることにワクワクもした。

ガウスPDFという名前の出版社だけど、音声・映像ファイルの出版や、色々な形式のデジタルファイルが詰め込まれたZIPフォルダの出版など、型に収まらない色々なデジタル作品が出版されていたのも興味をそそられた要因かも。次はどんな形態の作品かと楽しみにリンクを開いていた。


本当に知らない人ばかりだから、同じ作者の他の作品をみた上で作品をダウンロードするかどうか決めようと作者の名前を検索しても、その作者にまで辿り着けず、結局この出版物が誰が作ったなんなのかもわからないまま保存している作品もたくさんある。逆に、知っている名前の人だからきっといい作品だろうと思ってダウンロードしたらあまり好みじゃなくて消去したこともある。


有名・無名、表現活動の形態、何の常識にも捉われず自分の審美眼だけを頼りに12年もの長い年月をこの出版レーベルの運営に費やした、J.ゴードン・フェイラーは只者ではない。本当にこれまで素晴らしいタイトルを出版し続けてくれてありがとうございました。


これからも全てのタイトルは半永久的に公開され続けるそうなので、もし時間と好奇心に余裕がある方は、前知識なしに自分の審美眼だけを信じて出版物一つ一つと向き合うことを試してみてほしいです。

俺はガウスPDFの出版物に触れて、これまで頼りにしてきた価値観が全部覆るような衝撃を受けました。
誰の意見も頼りにしないってことは人にとっては苦行かもしれないけど、俺はその瞬間が気持ち良すぎて大好きで、今もまだ未知の表現を追い求めてる。

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