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Shun Ishizuka - HYPERTEXT

by Shun Isizuka

最古のHTMLといわれるプログラムコードを書籍化した『HYPERTEXT』
「リンクの色」である鮮やかな青インクのみで印刷。
無線綴じ/PUR製本、102頁、ブルーメタリック箔押し、コデックス装(風)、限定30部。

0円 [税込 including tax]

まだナイスショップスーという店を営んでいた2016年、東京・中目黒で開催された「TOKYO ART BOOKAKE FAIR」に出店する機会があって、大阪から大量の本を持って参加した。
その時すごく印象的だった、独特の雰囲気を持ったかっこいいお客さんが、いい本いっぱいあるねって話しかけてくれて、どんな本を買ったとか、この本がほしいけどうちの本棚には入らない大きさだから買わないとか、あのブースもいいよねとか、他愛もない話をした。
その時はその人が誰で何をしている人なのかとか聞かなかったし気にもしなかった。ただかっこいい雰囲気の人と知り合えて嬉しいなってくらいにしか思っていなかったんだけど、その半年後くらいにまた同じブックフェアに出店したときに、その方とまた会えて挨拶したら、そういえば去年君から買った本をアイデアに本を作ったんだってこの本を見せてくれた。

本に印刷されている作者の名前を見て、あなたが石塚俊さんなんですか!ってとても驚いた。
石塚俊さんの名前はもちろん知っていたし、その時も今も好きなグラフィックデザイナーは?と聞かれたら一番に名前が思い浮かぶのは石塚さんだし、その後に見た石塚さんも参加していた展覧会「シンフォニーLDK」で展示されていた石塚さんの作品は今でも鮮明に覚えてるくらいに感動したし、だけど、失礼ながら風貌は存じ上げていなくて、このとき初めて顔と名前が一致した。

一見何のことなのかよくわからない文字列が、鮮やかな青一色で印刷され本。なのに見ていて全然飽きない、というかどんどん引き込まれる不思議な本。
石塚さんならではなデザイン技法とか、その分野において革新的なアイデアが石塚さんの魅力なんだとは思うけど、この本の中にそういう複雑な技術が垣間見れるかというと決してそういうわけでもない気がする。
フォント選び、字間の調整、配列とか、あくまで基礎的なデザインスキルだけでどれだけ独創的なデザインができるかっていう実験がこの本の一番の魅了だって気がする。
その素材として最古のHTMLと言われるコードをつかているのもユニークだし、これだけシンプルな内容でも絶対石塚さんが作ったってわかるすごみがある。

石塚さんのデザインを真似たんだろうなって人が最近はたくさんいるけど、そういう人にはこの本みたいな挑戦はできないんじゃないかな。
何かを真似て作られたものと、心から楽しんでできたものとの差はだれでもなんとなくはわかる気がするし、上手か下手かはこの先もわからなくていいから、その差にだけは敏感でいたい。



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